DECEMBER. 2006
STUDIO PAGE 
     Column & Topics.
2006. 12. 6(水) 「2007年カレンダー」

今年もいよいよ最後の月となりました。
世の中は年末年始よりも、その前のクリスマスに注目していることでしょう。
この時期になると、いつも悩みの種になるのが、来年のカレンダーの調達です。
毎年、師走の慌しい中、都心のデパートや書店ではカレンダーフェアが催されています。
スタジオ・ペイジのカレンダーは、開業以来、同じデザインで統一しようと決めているため、
例年、何店舗も回って目当ての品を探していた訳ですが、今年は初めてインターネット・ショ
ッピングで購入してみました。
交通費や手間、時間的コスト等を考えれば、たとえ送料がかかったとしても、通信販売を利
用した方が効率的なくらいです。
ただ、買い物は、目当ての物が手に入ればそれで良い、という訳ではありませんよね。
品物を探す過程で、別のアイテムが目に入ることで情報収集ができたり、外出することによ
る気分転換が図れたり、この季節は夜のきれいなイルミネーションが見られたり、物を入手
する以外にも得られるものが多かったりします。
今回は首尾よく目的のカレンダーが手に入り、なかなか見つからないという焦りを味わわず
に済みましたが、買い物の付加価値のようなものを得られなかったのは、少々淋しい気が
しました。
やはり私は、実際に売り場に足を運び、実物を手に取り、見て買うという、過程も楽しむ買い
物が好きなようです。
皆さんは、どんな2007年カレンダーを買いましたか?


 
2006. 12.12(火) 「今年の漢字」


12月も間もなく半ば、この時期になると、毎年京都の清水寺で、今年一年の世相を表した
漢字一文字が発表されます。
今年の漢字は「命」。
秋篠宮妃紀子さまが悠仁(ひさひと)さまを出産されたり、いじめが原因で子供の自殺が相次
いだり、飲酒運転による死亡事故が後を絶たなかったりと、命の大切さや不安、憤りなどが
社会的に強く認識されたからでしょう。
残念ながら、晴々とした印象より、あまり嬉しくない印象が残りますが、私も今年は「この一文
字しかないな」と思います。
去年の漢字は「愛」でした。
今年の漢字一文字は、何か心に切なさ、痛さのようなものを感じます。


 
2006. 12.24(日) 「新たなる命」

今日はクリスマス・イブですね。
久しぶりの書き込みとなってしまいましたが、皆さん、どのようにお過ごしでしょうか。
前回のコラムでは、今年の漢字は「命」に決まったというお話をしましたが、この日を無事過ご
すことができている私達に向けられたのではないかとも思える記事について、今日はお話し
したいと思います。
クリスマス・イブは、元もとお祭り騒ぎをする日ではなく、イエス・キリストの生誕を静かな気持ち
で讃える日ですからね。

皆さんは、昨年11月に広島市で、小学1年生の女の子が、ペルー人の男に殺害されて亡くなっ
た事件のことを覚えていらっしゃいますか。
犯人は逮捕されたものの、まだ公判中で、遺族の方の苦しさは察するに余りあります。
その事件に関連した記事をクリスマス・イブの今日、読んだのですが、当時7歳だった女の子
は、生前、植木鉢を使ってアサガオを育てていました。
アサガオは随分前に枯れてしまいましたが、ちょうど一周忌の先月、その植木鉢にハトが巣を
作り、卵を2個を産み付けたそうです。
親ハトは今も夜になると巣に戻り、卵を温めています。
女の子の父親は、「動物好きだった娘の遺品に新たな命が宿った。命の大切さを伝えるため
に、あの子が運んでくれた」と、毎日ハトと2つの卵を静かに見守っているとの事でした。

私はこの記事を読んで、微笑ましいような切ないような、本当に胸が詰まる思いがしました。
失われた幼い命と、それが生まれ変わったかのように新たに生まれてくる命。
女の子のご冥福を改めてお祈り申し上げ、遺族の皆様の悲しみが癒えることを願いつつ、ハト
の雛という新しい命が無事生まれることを、心から祈りたいと思います。