MARCH. 2007
STUDIO PAGE 
     Column & Topics.
2007. 3. 7(水) 「卒業シーズン」

最近、暖かい日が続いていると思ったら、ここ数日は冷え込んで、寒の戻りを感じます。
3月は卒業式のシーズンですね。
以前は「仰げば尊し」が卒業式で必ず歌われたものですが、近年は必ずしも歌われなくなって
いるようです。
理由は色々あるでしょうが、作曲されたのが明治時代なため、歌詞が難しく、その意図が伝わ
り難いというのが理由ではないかと言われています。
確かに改めて詞を眺めてみても、意味を正確に理解することなく「歌わされて」いたんだなぁ、
と今になって思います。
その歌詞の数ヶ所が、今日の昼間、或るテレビ番組で取り上げられていました。
例えば、「今こそわかれめ」の部分、皆さんは正しく理解されていましたか?
街頭インタビューを試みたところ、その回答は、「わかれめ」の部分を「別れ目」、「別れ際」と
誤解している人が半数以上だったそうです。恥ずかしながら、私も間違えて捉えていました。
実はこの部分は、「別れる時」という意味ではありません。
古典の文法で習ったはずなのですが、「め」は「目」ではなく、意志を表す「む」が、強調語の
「こそ」と一緒に使用される事により「〜め」へと活用変化したものです。
つまり、「仰げば尊し」の「今こそわかれめ」は、「今が別れ時」とか、「縁の切れ目」といった意
味ではなく、「さあ!今、別れよう」というのが正しい意味という訳です。
それを知れば、卒業が「住み慣れた世界を巣立つのは寂しいけれど、新たな世界へとステッ
プアップするために羽ばたこう!」という気概や決意のキッカケでもある、という事が再認識で
きますよね。
学校に限らず、様々な意味で卒業を控えた皆さん、新たな気持ちで羽ばたいて行きましょう。


 
2007. 3.30(金) 「桜 満開」


3月になったばかりだと思っていたら、気がつけば早くも月末近くになって
います。
2月が例年よりも暖かかったため、桜の開花も早まると言われていました
が、実際の開花はつい先日でした。
どうやら、気象庁の桜開花予報に誤りがあったようです。
開花時期としては季節に合ったちょうど良い時期となりましたが、今月は
3月にしては寒い春のように感じられました。
最近は歩いて出勤しているため、桜を間近かで眺める機会に恵まれています。
画像では、まだ幾分緑色のツボミも見られますが、花はほぼ満開で、とてもきれいに咲き
誇っています。毎年この時期になると律儀に咲く桜は、本当に健気に思えます。
誇らしげに咲く桜に失礼がないよう、謙虚で静かな気持ちで眺めてあげたいものですね。