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スタジオ・ペイジ


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オリジナル・ストラップを作ってもらいました。

2008.8月

     「周辺アイテムの美学」



 早いもので今日から8月、夏も本格的になり、猛暑が続き
ますが、皆さん、体調を崩したりする事なく、楽器や音楽に
親しんでいらっしゃいますでしょうか。
先月はこの diary をお休みさせて頂きましたが、別に夏バ
テが原因という訳ではありません。
最近、話題にするにはあまり良い出来事が無い世相で、何と
なく文章を作る気持ちになれなかったのですが、有り難い事
に、このページを楽しみにして下さっている方も多く、無理
のない範囲で書き続けて行くようにしたいと思います。
 個人的には、数か月前に始めたギターの練習(リハビリ)も
ほとんど毎日欠かさず続けているためか、次第に以前の勘の
ようなものを取り戻しつつあります。
僅かずつでも上達(回復)してくると、やはり楽器を弾く事が
更に楽しくなってきて、楽しいから続ける、触れ続ける事で
また楽しめる発見がある…、こうした良い循環を保って行き
たいものです。

 そうして頑張っている自分へのご褒美、という甘えなどで
は決してありませんが、先月「オーダーメイド・オリジナル
・ストラップ」という物を作ってもらいました。
気の向くままにインターネットのサイトを検索していたとこ
ろ、偶然、このスタジオの近くに革製品のオーダーメイド・
クラフトショップがある事がわかりました。革製品一般のみ
ならず、楽器や音楽の愛好家向けのオリジナル・ストラップ
の製作も行なっているようでしたので、「ギターのリペアも
完了した事だし、いつも自分を楽しませてくれているギター
も飾ってあげよう」と、ギターに恩着せよろしく、オーダー
を決めました。

 近所であっても、見積もりの段階から製作中のやり取りは
メールのみ、商品の受取りも宅配と、一貫して対面販売とは
異なる趣のシステムでしたので、初めは性に合わないような
気もしましたし、果たして自分のイメージ通りのストラップ
が出来上がるのか?という心配もありました。
しかし、実際に製作を依頼し、注意事項のやり取りをする段
になると、意外とスムーズに話を進める事ができました。
「どうせ費用をかけてオーダーするなら、あのジミー・ペイ
ジ御大と同じ物を…」と思い、サイズや細かい仕様が分かっ
てもらえるよう、メールによる説明文に写真や図面を添付し
たりして、私なりの拘りを伝えました。
 幸い、ショップ自体が音楽やアーティストの分野に関して
広範囲にわたる豊富な知識を持っていて、しかもこちらの些
細な拘りにも深い理解を示してくれたため、やり取りの間も
完成を待つ間も、楽しく過ごす事ができました。
 
 そして発注から約1か月後、待望のオリジナル・ストラッ
プが手元に届きました。
若きジミー・ペイジが70年代に使用していたストラップと
外見上はほぼ変わらない、それでいて長さ等のサイズは自分
の体にフィットする、自分専用のストラップです。
 私は、革製品に限らず、最初の使い心地は硬くても、使い
続けるうちに馴染んで味わいが出てくるような、時と共に自
分の物になってくるような、そして製作者の作業風景が目に
浮かぶようなアイテムが大好きなのですが、届いたストラッ
プは正にそうした雰囲気を放っていました。
イメージも想像していた物とピッタリです。
 
 革製品のオーダーメイド製作をするWEBショップはネット
上に数多くありますが、私が今回、このお店を選ぶ気持ちに
なったのは、サイト上の解説を読むうちに、自店の商品に対
する誇りと愛情、そして製作の仕事に臨む、何か「美学」の
ようなものを感じたからでした。
また、クライアント(依頼主)の拘りや立場に理解を示しつつ
専門分野のエキスパートとしての提案やアドバイスも的確に
行なう、プロとして仕事をする上でのこうした姿勢は、学ぶ
べきものが多くありました。

 商品の無事受取りとストラップの感想をメールで先方に伝
える際に、ギターと一緒に撮影した画像(こちらを参照)を添
付したところ、「ストラップはやっぱりギターと共にあって
こそ。こうした画像を見ると、落ち着く所に落ち着いたな〜
と安心します」との喜びの声も貰い、私も逆に嬉しくなりま
した。ネット上のやり取りであっても、たまには心地よい気
分になれるものだな、と思いました。
そして、「担当者と対面しながら、製作の打ち合わせ等をし
ながら時間と場所を共有できたなら、どんなに楽しかっただ
ろう」と、少し勿体無くも思いました。

 私自身を含め、音楽を愛好する者は、やはりアーティスト
やその作品、楽器や奏法等に対して美学を抱いたり感じたり
するものでしょうが、出来上がったオーダーメイド・ストラ
ップを見ていると、楽器と同じようにこうした周辺アイテム
に拘るのも、一つの美学であるように感じます。
もちろん、実用としても、ギターを立って演奏するのは基本
的な課題ですし、それにはストラップが欠かせません。
ギター同様、長く付き合って行きたいと思います。
これでまた、楽器を弾く楽しみが増えました。


レスポールのコントロール・キャビティの中です。
休館日、Cstにて。 ギターは個人の所有楽器で、備品ではありません。
EDS-1275
レスポールをボディエンド側から眺めた様子です。
こんな商品のお取り扱いもしています。木製楽器の湿度調節剤。

スタジオ・ペイジの
メンテナンス


Maintenance Tools

姿形あるがゆえに
いつかはこわれる…

この摂理と向き合って
自然の前では小さな
人間にできること

それは、愛着が深まり
味わいは増しても、
機能は決して
失わせたくない

お客様が気持ちよく
安心してご利用
下さいますように…

スタジオ・ペイジは
そんな信条のもと、
メンテナンスを
行なっています

パキラ 順調に育っています!
Maintenance
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